<物の損害> | |
住宅・家財の火災保険 | ×注 |
住宅・家財の火災保険+地震保険 | ○ |
車の車両保険 | ×注 |
<身体の損害> | |
傷害保険 | ×注 |
生命保険 | ○ |
災害特約(災害死亡・災害入院給付) | ○注 |
医療保険(災害死亡・災害入院給付) | ○注 |
※注とあるのは地震損害を補償する特約のあるものや、保険約款に保険金削減条項などがあるもの。一般的な家計損害保険では地震や津波等による損害は免責となり、損害保険金が支払われない。地震保険は国の再保険会計の後ろ盾を得て、居住用建物とその家財について、一定の制約の下で補償する制度で、火災保険に原則自動付帯される(不要な場合は捺印して外せる)。なお、自動車保険の車両保険に地震等危険担保特約、傷害保険に天災危険担保特約を付帯した契約については地震による損害も補償される。 ※地震保険の制度内容(補償・支払)は統一されているが、ベースとなる火災保険は、従来は損保業界共通商品だったものが、1998年の保険自由化以降、各社個別に独自商品化しており、それぞれ補償内容が異なる場合がある。地震保険の上乗せ補償(地震保険支払額と同額を上乗せ)する個別会社商品もある。 ※一般的な火災保険では、地震による火災で建物が半焼以上、家財が全焼した場合、地震火災費用保険金が払われる(火災保険金額の5%、300万円限度)。この支払額を拡大した地震火災担保特約を設定し火災保険金額の30%・50%支払いを選択できる個別会社商品もある。 ※生命保険では、地震等でも普通死亡保険金(病気死亡の保障額)・高度障害保険金が支払われる。生命保険の主契約に付帯する災害特約や単品医療保険では、地震による災害死亡・災害入院給付金については、被災した被保険者数の増加の状況に応じて、保険料の計算基礎に与える影響により削減払いされることがある旨保険約款に記載されている(今回の東日本大震災のほか、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震では全額支払い)。 |
地区 | 支払件数 | 支払保険金(千円) | |
---|---|---|---|
北海道 | 259 | 175,012 | |
東北 | 青森 | 1,540 | 1,273,281 |
岩手 | 4,036 | 6,805,838 | |
宮城 | 19,337 | 48,646,071 | |
秋田 | 149 | 72,047 | |
山形 | 203 | 121,055 | |
福島 | 6,728 | 15,547,121 | |
小計 | 31,993 | 72,465,413 | |
関東・ 甲信越・ 静岡 |
茨城 | 25,533 | 40,784,696 |
栃木 | 11,294 | 15,306,642 | |
群馬 | 3,110 | 2,620,699 | |
埼玉 | 9,843 | 7,546,469 | |
千葉 | 16,792 | 24,808,540 | |
東京 | 20,020 | 17,851,832 | |
神奈川 | 4,009 | 2,954,344 | |
新潟 | 321 | 211,363 | |
山梨 | 189 | 143,735 | |
長野 | 43 | 62,969 | |
静岡 | 1,235 | 958,388 | |
小計 | 92,389 | 113,249,676 | |
その他府県 | 93 | 88,601 | |
合計 | 124,734 | 185,978,702 |